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国際日本学研究科

特別講義「アートで紡ぐ、多様な人が交わる豊かなまちづくり-アール・ブリュットの活動よりー」を開催します

開催期間:2024年02月01日
明治大学 国際日本学研究科

 「ダイバーシティなまちづくりとアート」をテーマに小林 瑞恵さんにご講演いただきます。

小林さんが取り組まれている「アール・ブリュット(Art Brut)」は、フランス人画家ジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet 1901-1985)により創出された概念です。Artは「芸術」、Brutは「磨かれていない」、「(加工されていない)生(き)のままの」という意味で、「生(き)の芸術」を意味します。小林さんが取り組むアートは、美術の専門教育を受けていない人々が楽しみながら自己を表現していく「アート」です。

人は人の数ほど色とりどりで、私たちの社会は人の数ほどの彩りに溢れています。
創り手の独自の発想と表現方法によって生み出される芸術作品、アール・ブリュット。2010年頃より日本のアール・ブリュットは国内外で注目を集めています。障害の有無に関わらずさまざまな背景を持つ創り手がいるアール・ブリュットは、アートを通じて人の多様性や可能性、創造力に触れる機会を創出しています。多様な背景を持つ人と出会うことは、他者への共感力や相互理解を育み、社会包摂に対する意識の向上に促し、多種多様な人々が共に暮らす豊かな社会風土の醸成につながっていくものです。今企画では、アートを活用した多様性を重んじるまちづくり、人づくりの実践例としてアール・ブリュットの世界や活動を紹介します。
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▶︎日時:2023年2月1日(木)13:00-14:30
▶︎場所:明治大学中野キャンパス 高層棟13F1302教室
▶︎講師:社会福祉法人愛成会 アートディレクター/特定非営利活動法人はれたりくもったり アートディレクター
小林 瑞恵(こばやし みずえ)
▶︎お申し込み:https://forms.gle/PPRx49wXDb6w6TkQA
 チラシ(PDF)

明治大学大学院