明治大学大学院
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開催期間:2024年11月15日
明治大学 中野教務事務室
フランス・ベルギーを中心に発展した「バンドデシネ」=BD(ベーデー)は、アメコミ・日本マンガと並び、世界3大コミック文化圏の一つで、ヨーロッパに特徴的なコミック形式といえます。しかし最近では、伝統的なBDとは別に、フランス産「マンガ」を描く作家たちも増えてきました。そのときに、「マンガ」とはどういうものをいうのか、日本産の「マンガ」とはどう違うのか? また伝統的な「バンドデシネ」とはどう違うのか? “フランス産マンガ”初の成功例といえるのが、この秋、日本でも連載が始まった『ドリームランド』です。その著者、ルノー・ルメールさんを迎えて、フランスからみた「マンガ」について掘り下げるとともに、『ドリームランド』の制作秘話をうかがいます。
講師 : ルノー・ルメール(Reno Lemaire)氏
日時 : 2024年11月15日(金)19:00~21:00
場所 : 明治大学中野キャンパス高層棟402教室
※通訳付・入場無料・一般来場者歓迎
参加希望の方は、コチラよりお申込みください。
※録音・録画・撮影・実況等は固くお断りいたします。
【講師プロフィール】
ルノー・ルメール(Reno Lemaire)氏
1976年フランスのモンペリエ生まれ。7歳の時、独学で初めてバンド・デシネ(フランススタイルのコミック)を描く。15歳のときに日本のマンガ『ドラゴンボール』と出会い、物語の描き方が一変した。
2004年、24歳のときに、Pika Éditionに『Dreamland』を持ち込み、2005年から連載開始。“フランス産マンガ”の最初の成功例となり、現在、22巻まで刊行されている。2022年にフランスでアニメ化が決定。日本でも今年9月、『ドリームランド』としてLINE マンガで連載開始。単行本1巻が10月に飛鳥新社から発売された。
【主催】明治大学大学院国際日本学研究科