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国際日本学研究科

特別講義「解釈的アプローチに基づく質的データの分析:MAX QDAを活用して」を開催します

開催期間:2024年07月13日
明治大学 国際日本学研究科

明治大学国際日本学研究科では、以下の通り、質的研究ソフトMAXQDAを活用し、解釈学的アプローチによる質的データ分析について講演を行います。

現実に起こっている複雑な事象を包括的に分析対象とする質的分析を支援するためのソフトウェアとして「MAX QDA」があります。MAX QDAでは、効率的なコーディングやカテゴライズを支援するとともに、様々なテクノロジーの普及によって質的分析の対象とすることが可能となった音声や静止画、動画などのデータも統合的に扱うことができます。しかしながら、質的分析では研究者自身が分析の道具となることから、ソフトウェアとともに解釈から知見創出までを行う必要があります。

本特別講義では、質的研究の基本的な考え方について講義し(午前)、参加者が実際に収集したデータを用いてMAX QDAを用いた分析と知見創出を体験する機会を提供します(午後)。講義はMAX QDAを用いた分析を中心に行うため、質的研究に関する知識を有し、分析するデータをお持ちの方を対象とします。

○日時:2024年7月13日(土)9:30-16:30
○場所:明治大学中野キャンパス 1404教室
○講師:山本良太(大阪教育大学 特任准教授)
○企画:岸磨貴子(明治大学 国際日本学研究科 教授)
○お申し込み:m_kishi@meiji.ac.jpにご連絡ください。
○タイトル:解釈的アプローチに基づく質的データの分析:MAX QDAを活用して
○備考:午後は、演習を中心に進めますので、必ずMAX QDAがインストールされたコンピュータをご持参ください。


講師プロフィール

大阪教育大学理数情報教育系特任准教授。関西大学大学院総合情報学研究科修了。博士(情報学)。東京大学大学院情報学環特任助教を経て2023年より現職。
高等教育における正課外プロジェクトの学習環境や初等中等教育におけるICTを活用したアクティブラーニング型実践のデザインと評価、またICT活用を支えるコミュニティの調査やその形成に向けた実践支援などを、質的分析によって展開している。MAX QDAワークショップ(株式会社ライトストーン主催)の講師を2018年より担当
https://researchmap.jp/yamamoto_ryota


明治大学大学院