国際日本学研究科ではこのたび、藤田純二氏をお招きして、特別講義「ガンダムが開拓したアニメサントラビジネス —スターチャイルド誕生前後のアニメ音楽業界史—」を以下のように開催します。学部生、学外の方も歓迎いたします。ぜひご参加ください。(入場無料、予約不要)
「ガンダムが開拓したアニメサントラビジネス」
—スターチャイルド誕生前後のアニメ音楽業界史—
(チラシPDF:706KB)
ヤマトから始まった大人の鑑賞に堪えるテレビアニメ。それはガンダムの登場とともに、新たなビジネスを生み出していく。音楽面におけるその発展の歴史を1979年当時の音楽担当ディレクターが語る。
・「ウルトラマン」と「ガンダム」の意外な関係とは。
・モノラル放送なのに何故ステレオのBGMが必要なのか?
・業界の覇者コロムビアとキングの熾烈な戦い。
・劇場版やビデオソフトのルーツにあたる「ドラマ編」の存在。
・ジャケットイラストや特典ポスターの重要性。
・そして今、進行中の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に携わる理由とは。
講 師: 藤田 純二 氏
日 時: 2015年1月10日(土)13:00~14:30
場 所: 明治大学 中野キャンパス高層棟3階 307教室
【講師プロフィール】
藤田 純二(ふじた・じゅんじ)
1949年北海道出身
1972年キングレコード入社。民謡純邦楽のアシスタントディレクターを皮切りに歌謡曲、童謡、学芸のディレクターを務める。
1979年機動戦士ガンダムのディレクター。
1981年スターチャイルドレーベルを設立。
1985年キングレコードを退社、東芝EMI傘下にユーメックスを設立、きまぐれオレンジロード、ふしぎの海のナディア、バブルガムクライシスなどを手掛ける。
2002年ゴンゾ傘下にフューチャービジョンミュージックを設立。
2006年から2009年までゴンゾの社長を兼任。現在はフリーの音楽プロデューサー。