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コモリ カズコ KOMORI Kazuko
職格 専任教授
学位 博士(学術)
最終学歴 東京大学大学院 総合文化研究科 博士後期課程
研究業績等 教員データベース
専攻分野(研究分野) 第二言語習得、心理言語学、日本語教育
大学院研究指導担当 博士前期  ○    博士後期  ○

研究テーマ

中国語を第一言語とする日本語学習者の日本語の語彙習得に及ぼす母語の影響 言語能力の識別に寄与するオンライン言語テストの開発 アカデミック・ライティングの評価法と評価の良し悪しを決定付ける談話形式・言語形式の分析 二言語併用者のメンタルレキシコン構造と脳内言語情報処理メカニズム

キーワード

第二言語習得,日本語教育,日本語学習者

主な大学院担当科目

日本語教育学演習IIA~D,日本語教育学演習IIA~D,研究論文指導Ⅰ~Ⅵ,言語・国際交流特別研究

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受験生・学生へのメッセージ

第二言語の習得過程には、必ず第一言語が関わりますから、第二言語習得研究を行うためには、二つの言語を対照する必要があります。よって、第二言語としての日本語に関する知識だけでなく、学習者の第一言語についての十分な知識も必要です。また、私のゼミは日本語「を」勉強するところではありません、日本語「で」言語学を研究するところです。ですから、日本語が勉強したいという人は指導の対象外です。

主な著書・論文

「中国語話者の語彙習得とその指導」徐敏民,近藤安月子(編)『日語教学研究(日本学研究叢書シリーズ 第9巻)』(2016年、外語教学与研究出版社)
『日本語教育学入門』(2015年、研究社)
「第二言語として日本語を学ぶ中国語話者の日本語の漢字語の習得に関する考察」『中国語話者のための日本語教育研究』5, pp.1-16(2014年、中国語話者のための日本語教育研究会)
『研究社 日本語教育事典』(2012年、研究社)
『中国語を第一言語とする日本語学習者の単語認知処理』(2010年、風間書房)

指導可能な研究テーマ

指導可能なテーマは、主として、①日本語学習者の単語認知処理・語彙習得・語彙知識に及ぼす母語の影響に関する研究、②日本語学習者の言語知識・能力を測定・識別するのに有効な言語テストに関する研究、③文章理解に及ぼす語彙知識の影響に関する研究。
研究対象とする言語形式は、主に、同形語、漢語、和語、複合動詞、連語(コロケーション)。研究手法としては、成人の学習者から実際にデータを集め、統計を用いて分析を行う実験的・実証的研究。なお、既存のコーパスのみのデータとして分析する研究は指導対象外。

これまでに指導した学位論文

【修士論文】
・韓国語を母語とする日本語学習者の同形語と和語動詞の連語形式の習得に関する研究
・中国語を母語とする日本語学習者の同形語と和語動詞の連語形式の習得に関する研究
 —機能動詞結合の観点から—
・中国語を母語とする日本語学習者の同形語と機能動詞の連語形式の習得研究

明治大学大学院