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情報コミュニケーション
学部

2023年度ベトナム短期受入プログラム実施報告

2023年08月18日
明治大学 情報コミュニケーション学部

来日初日来日初日

アセアン学生交流受入プログラムと合同の開講式アセアン学生交流受入プログラムと合同の開講式

明治神宮参拝(川島高峰・基礎ゼミ)明治神宮参拝(川島高峰・基礎ゼミ)

山中セミナーハウスでの合同合宿の様子山中セミナーハウスでの合同合宿の様子

戦艦三笠ミュージアム研修戦艦三笠ミュージアム研修

石坂産業での産廃仕分けを見学石坂産業での産廃仕分けを見学

修了式修了式

情報コミュニケーション学部は2023年6月5日から6月25日まで、ベトナム短期学生交流受入プログラムを実施しました。2020年から2022年はオンラインでの開催だった為、4年ぶりに対面での受け入れが可能となり、ベトナム国家大学ハノイ外国語大学日本言語文化学部から10名の学生を受け入れました。

3週間の受入期間中、8月~9月に実施されるベトナム派遣プログラムに参加する情報コミュニケーション学部生16名、川島高峰・基礎ゼミナール及び問題分析ゼミナールの学生らが「サポーター」としてベトナム学生の学習及び研修と日本での生活のサポートにあたり、国際交流の学びを互いに深めることができました。

山中湖セミナーハウス合宿、石坂産業での研修、正課授業への参加は、「国際交流(タイ)」の参加学生も加わり、3カ国からの留学生(ベトナム・タイ・ラオス)での合同プログラムとして実施しました。

2023年度ベトナム短期学生交流プログラム(受入)スケジュール(一部紹介)

65日(月) 日本到着
6
6日(火) 開講式、文化交流学習、山中合宿の事前学習
6
7日(水) 東京国立博物館研修
6
8日(木) 明治神宮参拝(川島高峰・基礎ゼミ)、授業・川島・基礎ゼミナール(Cool Japan)、授業・波照間永子「身体コミュニケーションB(エイサー実習)」
6
9日(金) 授業・内藤まりこ「落語に触れる・落語を演じる」
6
10日~11日(土・日) 山中湖セミナーハウス合宿、小田原・箱根観光
6
12日(月) 授業・和田悟・基礎ゼミナール

613日(火) 都内研修(国会・憲政会館)、授業・高馬京子ゼミナール
6
14日(水) 戦艦三笠ミュージアム研修
6
15日(木) 授業・根橋玲子「異文化理解」、授業・波照間「身体コミュニケーションB(日本舞踏実習)」
6
16日(金) 鎌倉研修の事前学習
6
17日(土) 石坂産業フィールドワーク
6
18日(日) 自由行動日
6
19日(月) 授業・和田・基礎ゼミナール
6
20日(火) 鎌倉研修
6
21日(水) フィールドワーク発表
6
22日(木) 授業・川島ゼミナール、授業・根橋「異文化理解(フィールドワーク)」、スピーチ大会準備

623日(金) 修了式、スピーチ大会
6
24日(土) 自由行動日
6
25日(日) 帰国

<ベトナム人留学生の感想(原文のまま掲載)>

このプログラムで私は多くのものを得た。私は日本文化の経験と日本語の知識が増え、特に新しい友達がたくさんできた。いつも私たちを助け、たくさんのことを教えてくれる先生たちに感謝している。先生方の熱意と優しさに本当に感動した。時々ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。先生のおかげで、このような有意義なプログラムができた。とても良い経験になった。ありがとうございました!  

 この留学プログラムのおかげで、様々なことを得ることができた。いろいろな勉強になって、自分の視野を広げた。先生が優しくてくれて、素晴らしい友人もたくさん作れて、本当に有難いと思いました。私に今回の留学プログラムを選ばせた運命に感謝する。この青春の旅の思い出をいつまでも心に留めたい。

 

<情報コミュニケーション学部生の感想>

ベトナムの留学生と、国際交流タイに参加しているタイ・ラオスの留学生と一緒にバスに乗って山中湖セミナーハウスに行きました。途中、富士山が見えると、留学生たちは日本人以上にとても盛り上がっていました。富士山は外国人にこんなにも強く日本の象徴として受け止められていることに驚きました。セミナーハウスではグループに分かれて交流するセッションがあるので、様々な交流ゲームを準備しておきました。互いに育った文化が異なり、言語が違っても、ひとつのことに集中することで、互いに楽しく交流することができました。

 

 日本の環境ビジネスを牽引する埼玉県の石坂産業で研修を受けました。石坂産業は受け入れた産業廃棄物の98%を資源として再生させる会社で、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に関する日本企業の代表的な取り組み事例の一つである。研修では同社の理念や考え方、そして、実際の作業施設を見学しました。施設見学後、一人一人が自分が気になった場所の写真を撮って報告会をすることにしていましたが、同じ施設見学でも、着目点が異なり、ベトナム、タイ、ラオス各国でのごみ処理方法や考え方の違いから新たな視点を得ることができました。

 

 鎌倉では円覚寺、明月院を訪問し、その後、小町通り、鶴岡八幡宮を訪れました。ベトナム人に鎌倉の史跡についてうまく説明することができず、日本のことをあまり知らないということに気づかされました。いままで鎌倉をただの観光地と思っていましたが、日本の歴史と文化を持つ場所であることを改めて認識し、国際交流とは日本について事前によく学んでおくことだと理解する機会になりました。