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「性別の壁を越えて~『虎に翼』から女性活躍を考える」(情報コミュニケーション学部・牛尾奈緒美ゼミナール)

2024年07月30日
明治大学 情報コミュニケーション学部

情報コミュニケーション学部の牛尾ゼミナール主催による、学部創設20周年記念イベント「性別の壁を越えて~『虎に翼』から女性活躍を考える」が、7月30日、リバティタワー1156教室にて開催された。

本イベントは、「虎に翼」の放送を契機として、明治大学が女性活躍のために取り組んできた歴史を学び、学生目線でジェンダー平等について考えるものである。「虎に翼」のヒロインのモデルが明治大学の卒業生であること、またドラマの舞台でもある専門部女子部が情報コミュニケーション学部の前身であることを踏まえ、三淵嘉子氏の後輩として大学の女性の社会進出への歴史を広めることを目的としている。

イベント前半では、ゼミ生による、明治大学の女性の社会進出の歴史や、明治大学専門部女子部の変遷、「虎に翼」から女性の苦難が読み取れるシーンなどの紹介が行われた。後半に行われた座談会では、牛尾ゼミナールに加え、情報コミュニケーション学部の堀口ゼミナールと田中ゼミナール、国際日本学部の藤本ゼミナールの学生も登壇し、「女性の社会進出の障壁となるもの」というテーマのもと、現代のジェンダー問題やその解決策について議論された。イベント中は、参加者からの意見や感想がリアルタイムでスクリーンに共有され、「新たな視点に気付き、ジェンダー問題に関心が深まった」「ジェンダー問題は女性問題だけでなく、男性問題、そして社会問題であると気付かされた」などの声が寄せられた。明治大学が女性活躍のために歩んできた歴史を知り、当事者意識を持ってジェンダー平等について考えるきっかとなる大変有意義なイベントとなった。



  牛尾ゼミ・堀口ゼミ・田中ゼミ・藤本ゼミの参加者集合写真


『女性の社会進出の障壁となるもの』というテーマのもと4つのゼミで議論を交わす座談会