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情報コミュニケーション
学部

新潟県南魚沼市での活動について(情報コミュニケーション学部・川島高峰ゼミナール)

2024年08月05日
明治大学 情報コミュニケーション学部

川島ゼミナールでは2023年より、新潟県南魚沼市と地方創生活動の実践学習を進めてきました。同市が行う総務省・ふるさとワーキングホリデー、地域おこし協力隊、同市独自の若者受入活動へのゼミ生派遣に加え、積極的な現地訪問による実習活動が行われています。

-----------「酒瓶学士」活動紹介-----------

 ふるさとワーキングホリデーというプロジェクトで新潟県南魚沼市を訪れ、風景、食、人々の温かさ、そのすべてに惹かれました。こうした地域の魅力を多くの人に知ってもらいたい、少しでも街を盛り上げて恩返ししたい、そうしてできたのが我々「酒瓶楽士」です。
 私たち「酒瓶学士」は新潟県南魚沼市の総務省・ふるさとワーキングホリデーに参加し南魚沼市の魅力に触れ、世界中の人々に南魚沼市の魅力を知ってもらえるような企画を行いたいという考えを持ったメンバーで構成されています。 このような考えを持った私たちが発案したのが、南魚沼市の特産品である「日本酒の空き瓶で楽器を作り音楽を奏でるという企画」です。日本酒の瓶は時代の変化で再利用されることなく廃棄される瓶が増え、数が不足しているのが現状です。私たちの企画に使用している空き瓶は全て不要になった酒瓶を再利用しており、酒瓶の不足問題を意識した企画にもなっています。 当初は音楽経験のあるメンバーが少なく苦労しましたが、チーム一丸となったことで一つの作品を作り上げることができました。
 この活動を後輩に繋げるためにも私たちは作った楽器を実用新案権への登録を目指し、2024年2月、ついに学生主導での実用新案権(第3245918号)の承認を達成しました。ご協力いただいた南魚沼市役所の職員の皆様・酒造会社3社様・雲洞庵様など南魚沼市の皆様のお力がなければ、実用新案権の取得などここまで活動の幅を広げることは到底不可能であったと考えています。これからも地域の皆様に感謝の気持ちを持ちながら、東京の学生として酒瓶楽士として地域に貢献できることは何かを常に考え、活動の幅を今まで以上に広げていきます。
 現在、地元の八海山酒造株式会社のSNSにても紹介されています(https://www.facebook.com/HakkaisanBrewery/?locale=ja_JP