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2024年10月03日明治大学 情報コミュニケーション学部
情報コミュニケーション学部・横田貴之ゼミナールは、国際政治、比較政治、国際情勢、異文化理解に関する研究を行っています。世界各国における政治体制の比較分析はゼミの研究テーマの一つです。2024年9月16~19日、アジア諸国の政治体制の比較考察を行うめに、香港市内で海外実習を行いました。ゼミ教員の他に、4年生2人、3年生5人が参加し、中秋の香港で刺激的な実地体験をしました。 本実習の主な目的は、一国二制度のもとで「高度な自治」を保障されている香港の現状について、比較政治学の観点から学生自身が調査をすることでした。日本でニュースや本を通じて知った香港と自分たちで実際に体験した香港は果たして同じなのか、それとも違うのか。この問いを念頭に、学生たちは自分たちの足を使って香港各地で調査を進めました。今回の実習に先立ち、私たちのゼミでは政治制度論の視点から香港について事前学習をしていました。そのため、自分たちで実際に見聞する香港の実態は必ずしも事前学習で得た知識と同じではないということを体感できました。 香港における多文化共存を考えることも本実習の目的の1つでした。そのケーススタディーとして、香港地下鉄(MRT)尖沙咀駅からすぐの九龍モスクを訪問しました。香港最大のこのモスクで、管理責任者からモスクの成り立ちや多文化共存の実態について説明を受けました。それ以外にも、香港島にある特別行政区政府庁舎、英国統治期に軍司令官舎があった香港公園、セントジョンズ教会なども回りました。また、各学生の研究テーマに応じた自由行動の時間を設け、それぞれの研究調査を進めることができました。 また、高層ビルが立ち並ぶ香港の街を歩き、香港ドルを使って買い物や食事を楽しむことを通じて、一人当たりGDPで日本を凌駕する香港経済の勢いの一端を体験できました。学生たちにとって、日本と異なる香港の物価や都市開発は非常に興味深いものだったようです。このように、自分自身の知覚によって現地を学ぶことがまさに海外実習の醍醐味と言えるでしょう。東京以上の高温多湿に汗をかき、厳しい日差しの下を迷い歩いたことも、現地ならではの貴重な経験でした。
横田貴之ゼミナール
ビクトリア・ピーク 九龍モスク 建国75周年を祝賀する垂れ幕(香港大会堂)
学部別入学試験
出題のねらい
就職実績と卒業生の活躍
教員と学生による座談会
情報コミュニケーション学部 レポート表紙共通フォーマット
情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター
情報コミュニケーション研究科