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ナッジで変わる!自動販売機横のリサイクルボックス分別促進【府中市市民協働推進部 協働共創推進課と協働】(情報コミュニケーション学部・後藤ゼミナール)

2025年02月21日
明治大学 情報コミュニケーション学部

情報コミュニケーション学部後藤ゼミナールでは、府中市市民協働推進部協働共創推進課と協働して、中央文化センターで自動販売機横のリサイクルボックスへの効果的な缶・ビン・ペットボトルの分別の推進に関する実証実験を行いました。

自動販売機の横に、ペットボトル・缶・ビンの形状に合わせた入れ口を持つリサイクルボックス(「ナッジダストボックス」)を設置し、その分別効果を検証しました。このナッジダストボックスは、明治大学後藤ゼミナールの学生たちが考案し、設計・制作したものです。また、府中市のリサイクルキャラクター「リサちゃん」の画像を追加することで、分別意識を向上させる工夫も行いました。

実証実験前の自動販売機横のリサイクルボックスには、その他ごみ(紙コップ、プラスチック、お弁当など)が多く入っており、ごみの分別ができていない状況でした。
しかし、ナッジダストボックス設置後には、以下の2点について特に効果が見られました。
1)その他ゴミの減少(10.4%→6.6%)
2)回収時点において8割以上が分別(ペットボトル・缶・ビン)され、回収業者の負担軽減につながった。

ナッジダストボックス投入口の形状に合わせたゴミを回収することができており、利用者に適切な分別を促す効果を発揮していることが見て取れる結果となりました。

【関連リンク:府中市役所 市民協働推進部 協働共創推進課】
【協働・共創実現】ナッジで変わる!自動販売機横のリサイクルボックス分別促進 東京都府中市ホームページ