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国際日本学部

クリエータービジネス論で音楽視聴に関する調査を行いました

2024年08月09日
明治大学 国際日本学部


国際日本学専門科目の一つ「クリエータービジネス論」(担当教員:原田悦志 兼任講師)で、音楽視聴に関する調査を行いました。リサーチ結果や学生らの感想を紹介します。

■リサーチ結果
画像をクリックすると、リサーチ結果をご覧いただけます。


 ■学生感想 
<国際日本学部 3年 入内島萌愛>
 音楽は非常に身近なものであり、誰もが毎日音楽を耳にしていますが、全体の傾向や他メディアとの関係などを気にしたことがある人は少ないと思います。日常の一部となっている音楽を、さまざまな観点から考えることに魅力を感じ、リサーチプロジェクトに参加することを決めました。私は主にテレビと音楽の関係性に関心を持ちました。年々「テレビ離れ」が顕著になり、主にスマホから情報を入れる人がかなり多くなりました。そのような現状でも、テレビの影響力は残っているのではないかと考え、CMやドラマ、映画の楽曲についてアンケートを行いました。
 アンケート対象となった受講者の皆さんには、100名以上の方に回答していただき、非常に分析しがいがありました。ご協力ありがとうございました。普段これほど多くのデータを扱う機会は少ないため苦労したこともありましたが、良い経験となりました。それぞれの回答から、その人の音楽に対する思いやこだわりが感じられ、分析も楽しむことができました。また、自分の担当パート以外の回答や他のメンバーの考察も読むことで、新たな発見をすることもあり、グループで複数の観点から調査する意義を感じました。
 今回のリサーチプロジェクトは5名の学生が参加しましたが、それぞれが全く違う観点から音楽について考えることによって、多角的な調査をすることができました。時間の制約や他の授業との兼ね合いなどもあり、大変だったと思います。調査から発表までお疲れさまでした。最後までやり遂げ、努力を形に残すことができ嬉しく思います。
最後に、原田悦志先生にはプロジェクト始動から掲載資料の調整まで、きめ細やかなご指導をしていただきました。原田先生のご指導なしでは、ここまで内容の詰まった調査はできませんでした。改めて、ご協力していただいた受講者の皆さん、原田先生、ありがとうございました。

■担当教員コメント(原田悦志 兼任講師)
2018年度から実施している「クリエーティブビジネス論」のクラスリサーチは、今年も、学生有志によって継続されました。学生時代にどんな音楽を知り、聴き、楽しんでいるかということに関する経年調査は、ゆくゆく、コロナ禍を挟んだ時代を映す鏡となり、明治大学国際日本学部にとって重要なデータとなるのではと考えています。
 

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