明治大学研究・知財戦略機構客員研究員の山中祥太氏(2015年度新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系博士後期課程修了生)と宮下芳明教授(理工学研究科新領域創造専攻・総合数理学部先端メディアサイエンス学科)が、情報処理学会シンポジウム「インタラクション2017」において、ベストペーパー賞(最優秀論文賞)を受賞しました。
シンポジウムは3月2から4日にかけて明治大学中野キャンパスにおいて開催されました。ベストペーパー賞は、登壇発表から最も優秀な論文を表彰するもので、本年度は2件が選出されました。山中氏と宮下教授の論文は、コンピュータ(特に液晶ペンタブレット)の画面操作にかかる時間を予測する人間工学モデルを提案したもので、「実験や分析を丁寧にしており、ユーザインタフェースの基礎を科学的に補強する、完成度の高い論文であること」から受賞に至りました。
論文著者:山中 祥太(明治大学/日本学術振興会),Wolfgang Stuerzlinger(Simon Fraser University),宮下芳明(明治大学) 受賞論文:「連結した直線経路をステアリングする動作の分析とモデル化」, インタラクション2017論文集, pp.17-26,2017.
https://youtu.be/SjMnUsvHcyI