農学部

本研究は、国際コンソーシアムの下で実施され、トマトのゲノムDNA配列を解読し、ゲノム配列の多様性や遺伝子の機能を解明しました。バイオインフォマティクス研究室は、このプロジェクトにおいて、大規模なDNA配列のコンピューター解析を担当しました。得られた解析結果は、運営しているデータベースTOMATOMICSからも、順次、公開する予定です。トマトは、世界中で生産・消費される重要な農作物であると同時に、ジャガイモ、ナス、トウガラシなどのナス科作物のモデル植物です。今後、トマト・ゲノム配列情報を活用した育種や農学研究、食品開発が進展すると期待されています。

論文情報　：The Tomato Genome Consortium (2012) The tomato genome sequence provides insights into fleshy fruit evolution, Nature 485, 635-641.

PDF ：http://www.nature.com/nature/journal/v485/n7400/pdf/nature11119.pdf
HTML ：http://www.nature.com/nature/journal/v485/n7400/full/nature11119.html
日本語要約ページ  ：http://www.nature.com/nature/journal/v485/n7400/fp/nature11119_ja.html?lang=ja
データベース　：TOMATOMICS