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農学部

福島県飯舘村と明治大学農学部及び農場との震災復興に係る連携・協力に関する協定を締結しました

2018年09月20日
明治大学 農学部事務室

協定締結の様子協定締結の様子

飯舘村公式キャラクターイイタネちゃんとめいじろう飯舘村公式キャラクターイイタネちゃんとめいじろう

本所靖博専任講師による取組に関する説明本所靖博専任講師による取組に関する説明

 2018年9月17日、福島県飯舘村と明治大学農学部および農場は、それぞれが有する知見、技術、情報、資源等を有機的に活用して、地域復興に関わる諸課題の解決や施策の実施について協働するとともに、社会で活躍する創造的な人材の育成、さらなる相互の交流と連携・協力の推進を図ることを目的として、「飯舘村と明治大学農学部および農場との震災復興に関する協定書」を締結しました。
 これまで農学部と黒川農場は、「ふくしま再生の会」の活動を通じて飯舘村内にハウス温室を建設し、ZeRo.agri(養液土耕栽培自動制御システム)を使って2015年からピーマン、レタス、ホウレンソウを栽培しています。施設栽培に不慣れな農家でも省力的に安定した高収量が得られることが評判になり、帰村後の農業振興の一助として導入が期待されています。2016年度からは、ZeRo.agri使用による土壌養水分の変化、作物収量への影響、カリ施用による放射性セシウムの吸収低減効果等の実証研究を行っています。
 今後は協定期間の3年間に「食」をテーマとした「人財交流」と「農あるくらしの再生」を目的として、様々な具体的事業を計画しています。詳細については、下記プレスリリースより御参照ください。