2022年9月14日から16日にかけて開催された、日本マイクログラビティ応用学会 第34回学術講演会(JASMAC-34)において、農学科4年の星野早紀さん(土地資源学研究室)が「毛利ポスターセッション」奨励賞を受賞しました。
■ 業績: 宇宙農業における栽培培地の検討
火星や月の探査には宇宙農業が不可欠であるが、地球上とは異なり栽培培地には制約がある。例えば、土壌に代わる無機質の培地が必要である。本研究では、閉鎖環境における宇宙農業に適した培地を評価した。5種類の培地を苗床トレイに充填し、コスレタス種子を2.5cm間隔で同心円状に播種後、1ヶ月間栽培した。1時間おきに点滴灌漑し、発芽率と子葉展開率を毎週測定した。レタスの栽培には、粒状ロックウールが最も適していることがわかった。