農学部農学科・生産システム学研究室(池田敬教授)では、大学院GPの支援を受け、2025年8月24日から8月28日まで大学院生3名とスタッフをクイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology, QUT)へ派遣し、現地で合同ワークショップや施設見学を実施しました。
QUTは、本学と2011年に締結した学術交流協定(MOU)以来、継続的に交流を重ねている大学です。
特に池田敬教授は、MOU締結に主要な役割を果たすとともに、2011年より同大学の特任教授を務め、
これまでに2回学生を引率するなど、両大学の連携強化に大きく寄与しています。
合同ワークショップの開催:
現地では合同ワークショップを実施し、本学からは主に修士1年の学生が研究成果を発表しました。
QUT側からは3名の教員、5名の大学院生およびポスドクが参加し、質疑応答を含めて約1時間にわたる活発な議論が行われました。
また、本学の他の大学院生2名も、現在取り組んでいる実験の進捗を報告し、有意義な学術交流の機会となりました。
今回のワークショップで特筆すべき点は、会場に集まった13名の参加者のうち、国籍が10か国に及んだことです。
多様なバックグラウンドを持つ参加者が一堂に会し、異なる視点から意見交換が行われたことは、本学の大学院生にとって大きな刺激となりました。
国際的な場で学び、議論する経験は、今後の研究活動における貴重な財産となることが期待されます。
ワークショップのほか、QUT構内の温室の見学など、研究環境や取り組みを理解するためのプログラムも行いました。