農学研究科農学専攻の農業工学分野の教員3名(登尾浩助教授、小島信彦准教授、服部俊宏准教授)と大学院生7名が9月7日〜10日の日程でタイのKasetsart University, Kamphaeng-Saen Campusを訪問し、大学院間交流を実施しました。この訪問は、大学院GPの支援を受けて実施したものです。
9月8日にはJoint Seminarで、明治大学7課題、カセサート大学8課題の口頭発表が行われ、活発な討議が行われました。日本・タイそれぞれにおける関心事項の相違など、相互理解の促進が図られました。また、カセサート大学カンペンセンキャンパスの土壌科学科の施設視察、研究室の研究機器や土壌サンプル見学を実施しました。
9月9日には、Field Tour として、ラーチャブリー県内のココナッツ農園を視察すると共に、地域の特徴的な流通形態である水上マーケット(ラーチャブリー県)とメークローン鉄道市場(サムットソンクラーム県)を視察しました。ココナッツ農園は六次産業化に取り組んでおり、ココナッツアイスクリームなどの生産も行われていました。水上マーケットや鉄道市場といった伝統的な施設もある一方で、すぐ近くには近代的なショッピングモールも開業しており、タイの経済成長と、その中での日本企業の存在感にも触れることができ、学術交流以外でも多くの学びが得られたプログラムでした。
Kasetsart University HP:www.ku.ac.th/th