スペイン語というと、日本では何となくなじみの薄い言語、という印象を受けるかもしれませんが、実は、スペインと中南米各国を中心に約4億人もの話者を持ち、国連の公用語にもなっている国際的に重要な言語です。貿易や通商の分野でよく使われているだけでなく、文化的にも様々な影響力を持っています。
例えば、文学ではドン・キホーテで知られるセルバンテスやノーベル文学賞を受賞したガルシア・マルケス、映画では『オール・アバウト・マイ・マザー』や『ボルベール』などの監督であるアルモドバル、美術ではピカソやダリ、建築ではガウディ…、等々はスペイン語圏の出身であり、スペイン語を知れば、こうした人々の創り出す個性的で魅力的な世界に直接触れることができるようになることでしょう。