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法学研究科

【法学研究科】国立台湾大学法律学院との第1回研究交流会を実施しました。

2015年03月19日
明治大学 大学院事務室

国立台湾大学構内国立台湾大学構内

図書館から見た台湾大学の広大な敷地図書館から見た台湾大学の広大な敷地

第1回研究交流会の案内(ポスター)第1回研究交流会の案内(ポスター)

開始前の最終打ち合わせ開始前の最終打ち合わせ

謝院長の開会のご挨拶謝院長の開会のご挨拶

第1部(民法)蓮田さんの発表第1部(民法)蓮田さんの発表

第2部(民法)晴山さんの発表第2部(民法)晴山さんの発表

発表が終わり緊張の糸がほぐれたようです 発表が終わり緊張の糸がほぐれたようです 

第3部(民事訴訟法)鈴木さんの発表第3部(民事訴訟法)鈴木さんの発表

青野研究科長による閉会のご挨拶青野研究科長による閉会のご挨拶

最後は笑顔で集合写真最後は笑顔で集合写真

法学研究科は、台湾(台北)の国立台湾大学法律学院と2014年11月に学術交流と学生交流に関する協定(覚書)を締結しました。
締結を記念して、この度教員4名・大学院学生3名を現地へ派遣し、2015年3月13日(金)に第1回研究交流会を開催しました。

会の冒頭には、謝院長より「2014年9月に明治大学に訪れた際には、青野研究科長から今回の協定は『形式的』なものではなく、『実質的』なものとしたいといったお言葉を頂き、私も同じ思いである。今回研究交流会を実現することができたのは、大変喜ばしい。」といったご挨拶をいただきました。また、前日まで台北市は雨が続いてこともあり、「本日が晴天となったのは、きっと明治大学の方々が良い天気をもらたしてくれた。」と述べられました。
今回は、民法・民事訴訟法を中心とした内容でしたが、当日は約50名もの学生・一般の方が来場し、記念すべき第1回目の研究交流会を無事終えることができました。

第3部の民事訴訟法分野では、「真実義務」といった点で、双方研究テーマが重なっていることもあり、終了時間も迫る中、発表者はもちろん、コーディネーターや来場者からも質問が飛び交い、終了時間を延長するほどの白熱した時間となりました。
来年度以降は、国立台湾大学から本学へお招きし、第2回目の研究交流会を実施する予定です。


学術交流会詳細(一部抜粋)
 日時:2015年3月13日金曜日13:30〜18:15
 場所:国立台湾大学法律学院第1会議室(霖澤館7階)
 主催:明治大学大学院法学研究科、国立台湾大学法律学院、
     国立台湾大学法律学院民事法学センター


 13:30~13:45 開会のご挨拶(謝銘洋国立台湾大学法律学院長)

 
 第1部(民法) コーディネーター:詹森林教授(台湾大学)
 13:45~14:10  張新楣(台湾大学) 
           「借名登記契約に関する問題—台湾の裁判例を中心に」
 14:10~14:25  蓮田哲也(明治大学) 「委任契約における急迫事務処理義務」
 14:25~14:45  コメント(詹森林教授、川地宏行教授)
 14:45~15:05  質疑応答


 第2部(民法) コーディネーター:詹森林教授(台湾大学)
 15:10~15:45 林宗穎(台湾大学) 「医療機関の組織的責任」
 15:45~16:10 晴山秀逸(明治大学) 「無体物を目的とする請負契約の法的構造」
 16:10~16:35 コメント(詹森林教授、川地宏行教授)
 16:35~16:45 質疑応答


 第3部(民事訴訟法) コーディネーター:沈冠伶教授(台湾大学)
 16:55~17:20 陳瑋佑(台湾大学) 
          「民事訴訟における当事者の真実義務・完全陳述義務と事案解明協力
          義務との関係—台湾の民事訴訟法195条1項の射程範囲に関する検討」
 17:20~17:35 鈴木拓也(明治大学) 「民事訴訟における真実義務と自白の関係」
 17:35~17:55 コメント(沈冠伶教授、川地宏行教授)
 17:55~18:10 質疑応答


 18:10~18:15 閉会のご挨拶(青野覚明治大学大学院法学研究科長)
明治大学大学院