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国際日本学部

山脇ゼミが新3年生の日帰り合宿を中野キャンパスで行いました

2021年04月27日
明治大学 国際日本学部

多文化共生をテーマに掲げる山脇ゼミでは、毎年4月下旬に、ゼミに入ったばかりの新3年生(11期生)のためのゼミ合宿(一泊二日)を、山中湖や清里にある大学のセミナーハウスで開いてきました。昨年度はコロナ禍の影響で、新年度の開始がほぼ一か月延期されるとともに、対面で集まることができず、オンラインでの日帰りゼミ合宿を行いました。

当時、まだ全国の大学がオンライン授業のあり方を模索していた時期で、オンライン合宿の様子は社会の注目を集め、合宿の報告記事はフェイスブックで200回以上シェアされるとともに、毎日新聞のオンライン授業の特集記事(2020年6月7日)で紹介されました。オンライン合宿後、3年ゼミは動画制作や小学生ワークショップなど、次々とオンラインの活動に挑戦し、歴代の3年ゼミで最も活発なゼミとなりました(2020年度のオンライン活動一覧)。

今年度、コロナ禍は続いていますが、大学は学年歴通り、4月上旬に対面で始まりました。大学の活動制限指針によって、4月1日から対面授業7割、オンライン授業3割で行うこと(レベル1)が示されました。そこで、今年度も対面での宿泊合宿は断念しましたが、4月24日に中野キャンパスに集まり、コロナ対策に細心の注意を払いながら、日帰り合宿を行うこととしました。

合宿の目的は、多文化共生の基礎知識を得ること、一年間のゼミ活動の計画をたてること、そしてゼミ生が親睦を深め、ゼミとしてのチームビルディングを行うこととしました。合宿のプログラムは以下のとおりです。<合宿のしおり

10:00-10:30 アイスブレーク
10:30-11:00 発表1
11:00-11:10 休憩
11:10-11:40 発表2 
11:40-12:40 ランチ(@中野セントラルパーク)
14:00-15:00 発表3
15:10-15:20 休憩
15:20-16:20 発表4
16:20-16:30 休憩
16:30-17:00 レクリエーション(ワードウルフ)
17:00-18:00 軽食
18:00-19:30 活動計画づくり
19:30-20:50 レクリエーション(ペットボトル・ラグビー、バドミントン、ジェスチャーゲーム)
20:50-21:00 振り返り

以下は、参加した学生たちの感想です。

今回のゼミ合宿はしっかりと感染対策をしながら、対面で開催することができました。活動の中で印象に残ったことが3つあります。まず、合宿係の柔軟さです。メンバー全員が責任感を持ち、臨機応変に協力し合いました。次に、12期生の積極性です。春休みに読んだ本を全員がプレゼンする時、お互いの発表をしっかりと聞き、毎回質問やコメントを自発的にしました。最後に真面目なシーンと遊ぶシーンの切り替えです。発表の時間はしっかりと集中し、遊ぶ時は全力で楽しむ姿が印象に残りました。コロナの制約の中、最大限の楽しみを12期全員で共有できたことが嬉しくて、先生とゼミ生全員に感謝の気持ちでいっぱいです。(野田鈴夏、ゼミ長)

泊まらない合宿となってしまいましたが、スケジュールが盛り込まれて想像以上に濃い時間を過ごすことができました!また、16人それぞれのプレゼンに加え、山脇先生の解説もあり、多角的に多文化共生の知識を深めることができました。そして、レクリエーションや食事を通して交流を深め、これから団結して活動するうえでの基盤ができたと思います。今後の活動についても話し合い、皆で協力しながら挑戦することが楽しみになりました!(石村萌菜美)

今回の合宿で立てた3つの目標、①「多文化共生についてよく学ぶ」②「これから12期として何をしていくか考える」③「ゼミ生同士仲良くなり、1つのゼミとしてチームビルディングする」を全て達成することができ、今後の12期の活動にとって良いスタートを切れたのではないかと思います。しかし、個人的には多くの反省点があったため、同じことを2度繰り返さないよう次に繋げていきたいです。この素敵な12期の仲間たちと様々な活動に挑戦していくことが楽しみになりました!(鈴木尊晴、副ゼミ長)

1日間のみでしたが、対面での合宿を開催することができてよかったです!多文化共生に関する学びを深めて今後の活動方針を決めつつも、レクリエーション等でゼミ生同士の仲を深める良い機会となりました。山脇教授とも打ち解けることができたので、今後のゼミ活動にとってプラスになる有意義な時間だったと思います。今回学んだことを活かしながら、16人で力を合わせてこれから頑張っていきたいです!(古賀朝子)

例年通りとはいきませんでしたが、感染症対策に気を付けながら、日帰りでも無事対面で開催できたことをとても嬉しく思います。朝から夜まで発表が続くので途中で疲れてしまうのではと思っていましたが、予想していたより早く時間は過ぎ、自分が興味のあることに関する勉強を皆ですることはこんなにも楽しく、集中できるものなのかと自分でも驚きました。この一日で皆との距離がぐっと縮まったように思います。これからの活動もとても楽しみです。(大島沙也、合宿係)

今回の合宿を通して、オンラインではなく対面だからこそできることがあるということを改めて実感しました。特に、レクレーションを通して仲間の色々な面を知ることができたと同時に、仲が深まったように感じます。また、16人全員が異なる本から学んだことを、プレゼンを通して共有することができ、全員が多文化共生についてより知識を深めることができたと思います。更に、今後の活動についても話し合い、ある程度方向性が定まってきたので、これからのゼミの活動がより一層楽しみになりました。(大後里咲)

泊まらない合宿ということで、一日にスケジュールを詰め込んだのですが、そのお陰でとても充実した春合宿を行うことができました。今回のプレゼンテーションを通して、自分のずっと学びたかった分野について、皆で一斉にその知識を深めるということはとても面白いことだと実感しました。これからこの12期で中野から多文化共生を盛り上げていきます。(佐藤優香子、副ゼミ長)

去年の先輩方と異なり、今年はコロナ対策を行いながら対面で開催できるということで、そのありがたみを噛み締めながら参加しました。やはり対面で行うことの意味はとても大きく、みんなと一緒に勉強し、食事を取り、遊ぶことができたので、たった1日でしたが、ゼミ生との距離が一気に縮まったと思います。今後の活動がとても楽しみです!(田中柚希、合宿係)

例年のような合宿にはなりませんでしたが、やはり対面でこういった活動を行う良さを実感できました。これからの活動をする上で土台となる知識を得た上で、レクリエーションを通して12期生同士の仲を深められた、とても濃い時間だったと思います。これからもこのいい雰囲気で協力して活動していきたいです!(矢野良那、合宿係)

コロナ禍でもできる限りのことを全力で行えた合宿でした。同時に同期の意識の高さを感じられた合宿でもあり、これからみんなで刺激し合い、様々な活動ができると思うと楽しみです!今後の活動についても話し合い少しずつ目指すところがはっきりとしてきたので、引き続き多文化共生社会のためにできることを模索していきたいと考えました。(土橋成美)