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株式会社アミューズ 林輝幸さん(2004年卒業)

株式会社アミューズ 林輝幸さん(2004年卒業)

プロフィール



2004年明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、株式会社アミューズに入社。
現在第9プロデュース部に配属。入社18年目。
大学時代はサークル活動に力を入れていた。山岸智子先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

株式会社アミューズというアーティストマネージメントを軸にしたエンターテイメントカンパニーで、現在は俳優・演出家・イリュージョニストのマネージメント業務を行っております。
マネージメント業務と言われても分かりにくいかもしれませんが、ざっくりとそれぞれアーティスト(弊社ではミュージシャンも俳優も皆「アーティスト」と呼びます)の才能や特性を生かして感動を創り出す仕事になります。
テレビ局や制作会社等に対して、営業をしてお仕事を頂くこともあれば、自ら企画をして何かしらを創ることもあります。

現在の仕事を選んだきっかけは?

とんねるずさんの大ファンだったのですが、テレビを通じてとんねるずさんにたくさんの夢を見させて頂いたことがきっかけとなり、アーティストやメディアに関わる仕事は多くの人々の心をわかりやすく動かすことが出来るんだなという事を実感してこの道を選びました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

マスコミ業界というと当時は全く寝る時間もなく休みもないというイメージでしたが、そんなことはありませんでした。
定時に終わって土日が必ず休みという仕事ではありませんが、毎日変化のある仕事なので、楽しくやらせてもらってます。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

様々な業種・職種の様々な才能を持った方々と出会い、お話が出来ることが日々の刺激であり、最も嬉しいことだと思います。
なかなかこんな幅広く交友が出来る仕事もないと思うので、今の環境には感謝しています。

また一番つらかったことや苦労したことは?

細かいことはあまり覚えていないのですが、どんなことでも板挟みにあうのは辛く、その状況を打破するのにそれなりに苦労をしていたと思います。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?



学問的なことは勿論のことですが、田舎の小さな世界でしか生きていなかった自分にとっては、明治大学在学時に出会った、全国から集まった先輩・後輩・同級生とコミュニケーションを取る中で感じたことや得たことが仕事に生かされていると思います。
あの頃に比べて世界の距離はさらに縮まり、より多様な世の中になっていると思いますが、その中でまずは自分自身というものを確立することが大事であると考えます。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

文化人類学が面白かったです。日本国内だけでも独自の文化が根付いている場所が色々あるんだという発見から、多様性に対して寛容になれたと思います。また、ゼミはイスラム文化研究のゼミに入ったのですが、今思い返すとやっぱりカルチャーに関する事が好きだったんだなと思います。
現代の世の中にはカルチャーに対して、いろんな情報や意見が溢れていますが、学問として掘り下げるの事が出来るのはとても面白いことだと思います。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

資本主義社会である日本は大体のことに「経済」という概念が根っ子にあり、またその世の中の仕組みの大体のことが「政治」で決まっていると言えるので、すなわち皆さんが勉強していることで世の中の大体の事を押さえていると言えます(笑)。「迷ったら一歩前へ」の明治魂を忘れずに、誇りをもって頑張ってください!