政治経済学部のグローバル教育・留学
2012年度 タイ国立シーナカリンウィロート大学 第二回短期留学生受け入れプログラム終了
2012年05月18日
明治大学 政治経済学部
講義の様子 (武田政治経済学部国際交流委員長)
修了式 (左 大六野学部長 右 学生代表ヴィチュターさん 後方左 シントン次席公使 後方右 アリニー公使参事官)
送別会での集合写真
シーナカリンウィロート大学との大学間協定に基づく、本学部の短期留学生の受け入れ(4 月16 日~5 月11 日)はこの度、全てのプログラム日程を無事終了しました。
東日本大震災の影響があったにもかかわらず実現した第一回目(9名来日)の短期留学生の受け入れにつづき、3学部・1研究科から合計34名の学生が来日した今年度も、盛況のうちに最終日を迎えることができました。
プログラム内容
短期留学生は、本学教員による英語での特別講義(11コマ)を受講する他、社会施設見学として、国会議事堂や東京証券取引所、NTTドコモ、JALなどを訪問して日本の政治経済を広く学びました。また両国の政治、経済、文化に関するディスカッションを山中セミナーハウスで行い、学修の研鑽を積みながらお互いの交流を深めました。
一ヶ月の滞在期間を余すことなく利用した、充実したプログラム構成となりました。
5 月11 日最終日にはプログラム修了式が挙行され、駐日タイ王国次席公使・公使参事官(教育担当)が臨席される中、大六野政治経済学部長より一人ひとりの短期留学生へ修了証が手渡されました。修了式に引き続き、「お別れパーティ」が開催され、外務省、短期留学生の訪問先企業からのご来賓をお迎えし、福宮学長、飯田教務理事、中村副校友会長ほか学内関係者、サポーター学生とともに、プログラムの成功を祝うとともに今後の両大学の協力協定のさらなる発展を祈念しました。
「サポーター学生」の活躍
本学部では、こうした海外からの短期留学生の、学内外の生活をバックアップするために、学部生からの公募による「サポーター学生」の制度を整えています。
本プログラムにおける、「サポーター学生」の活躍は目覚しく、短期留学生の日々の生活のサポートに始まり、東京観光案内や近隣の諸施設への同道など活発に行われました。
「サポーター学生」のメンバーは、本学部の英語実践力特別強化プログラム「ACE」や短期留学プログラムなどで培った、サポート役として相応な語学力を持つ学生で、各自が大きな力を発揮しました。
「サポーター学生」として本プログラムに関わった学生それぞれが、この経験により今後の学生生活における新たな目標を定めることができたのではないかと思われます。
短期留学派遣プログラム
本学部への短期留学時に「サポーター学生」から手厚いサポートを受けたシーナカリンウィロート大学生は、本学部で8月に実施する「シーナカリンウィロート大学夏期プログラム」(8月4日出発・9月3日帰国)のときに、必ず手厚い歓迎をする、と口々に言っていました。本プログラムは、政治経済学部生を中心とする明治大学生が、今度はシーナカリンウィロート大学で11~12コマ程度、英語による特別講義を受け、社会施設見学を行うというものです。「ASEAN等で活躍するグローバル人材の育成」を目指す本プログラムでは、特に各業種の日系企業訪問は、近い将来就職活動をするうえで貴重な下記になるものと話が聞けるだけでなく、グローバルに活躍する方々の生の声も聞ける貴重な機会となります。
*本プログラムへの応募期間は5月14日(月)から21日(月)事務取扱期間内です。