政治経済学部は、北京大学政府管理学院との間で、相互に2名ずつの学生を交換する学生交流協定に調印した。去る、12月9日、長尾進副学長、大六野耕作学部長他が北京大学を訪問し、同大学の迎賓館である「臨湖軒西北庁」で李岩松副学長と懇談。その後、一行は政府管理学院を訪れ、同院の傳軍院長と大六野耕作学部長との間で協定書の調印ならびに交換を行った。
同大学の迎賓館である「臨湖軒西北庁」で行われた会談では、長尾副学長ならびに大六野学部長から、政治経済学部と北京大学政府管理学院との学生交流協定締結の報告が李岩松副学長に行われた。李副学長からは、以前に明治大学を訪問した際の体験談が披露されるとともに、両校の協力と交流が、点から線、線から面につながっていくことへの強い期待が表明された。この意味で、今回の学生交流協定は大きな意味を持つ。さらに、北京大学では日本のアニメーションが絶大な人気を博しているという紹介があり、明治・北京両大学学生によるアニメ制作コンテストといった企画実現への期待が表明された。長尾副学長からは、今回の訪問に対する北京大学側の配慮に対する謝意が表明され、李副学長からの協力と交流提案への賛意が表明された。この会談には、政府管理学院から白智立副院長も同席した。
その後、一行は政府管理学院に場所を移し、協定書の調印式に臨んだ。調印式では、大六野学部長と傳軍院長がそれぞれの協定書に署名の上、協定書を交換した。傳軍院長からは、政府管理学院は世界のトップスクールになることを目標に、学院の国際化を強力に推し進めており、今回の明治大学との協定は、この目標に向けた新たな一歩であり、今後の様々なレベルでの協力関係構築の基礎となるとの期待が表明された。長尾副学長からは、今回の協定が、明治大学、北京大学両校の更なる協力・交流の深化の契機になることを祈るとの祝辞が述べられた。政府管理学院の教員及び学生が見守る中、大六野学部長と傳軍院長とが調印した協定に基づく学生派遣交流は、2014年度からスタートする。
李岩松副学長と懇談する長尾進副学長
協定書サイン儀式終了後、記念品を交換後、協定書を前に記念撮影に収まる大六野学部長と傳軍院長
明治大学訪問団と政府管理学院執行部ならびに学生