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政治経済学部

第5回学生観光論文コンテストで政治経済学部生が優秀賞受賞

2016年03月02日
明治大学 政治経済学部事務室

(写真中央:池野秀磨さん 写真右側:米永恭太朗さん)(写真中央:池野秀磨さん 写真右側:米永恭太朗さん)

政治経済学部武田巧ゼミ3年の池野秀磨さん(いけの しゅうま、代表)・米永恭太朗(よねなが きょうたろう)さんが2016年2月2日、「第5回 学生観光論文コンテスト」で優秀賞(一般社団法人全日本シティホテル連盟 会長賞)を受賞し、その表彰式が2月16日に東京国際展示場(東京・有明)の第44回国際ホテル・レストラン・ショー内で行われました。

このコンテストは,2010年から国土交通省観光庁の政策を支援する意味で開始、日本の観光産業へ若い世代の人達の興味関心を高めることを目的として実施されたものです。

論文のテーマには,①“観光立国で日本を元気にする方策について、私の提案”、②“観光資源保護におけるナショナルトラスト活動の役割について、私の提案”、③“我が国のMICE(マイス)競争力強化に向けて、私の提案”の3つのテーマが設定され、総数45編の応募がありました。このうち8編が最終審査に進み、池野さん・米永さんによる「社寺のMICE関連利用拡大を促進・支援する組織の設立—魅力的なユニークベニューの活用でMICE競争力を強化する—」が10名の外部審査委員による選考審査の結果、栄えある第5回優秀賞に輝きました。
池野さん・米永さんの論文は近日中に、日本ホテル教育センターのWEBページにて公開中です。

審査委員長の一般社団法人日本ホテル協会元会長・株式会社ロイヤルパークホテルアンドリゾーツ顧問 中村 裕 氏(明治大学政治経済学部卒)は、「全体で25大学・1専門学校より合計45編の応募をいただき、そのうち8編を最終審査させていただきました。皆さん日本の観光の現状を把握されており、特にマイスやトラストの現状については意識もかなり高くなっていることが窺えました。
論文に甲乙付け難いほど点数が平均化し順位をつけるのに苦労した」とのことでした。

優秀賞の受賞に池野さんは、「この度は、栄えある一般社団法人全日本シティホテル連盟 会長賞にご選出いただき、誠にうれしく思います。執筆にあたってサポートしてくださりました武田ゼミナールの皆さまに感謝いたします。受賞論文は、日本のMICE強化のために社寺の活用促進組織を設立することを提案したものです。国内には広い敷地をもつ趣深い社寺が多く存在していますが、それらは十分に活用されているわけではありません。こうした現状に、社寺をMICE関連のイベントに活用していく余地を見出したため論文にまとめました。まだまだ解決しなければならない課題はありますが、今後も日本の観光立国化に貢献していきたいと思います。最後に、関係各位の皆様に深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました」とコメント。

なお、日本ホテル教育センターでは、「第6回学生観光論文コンテスト」として本年も同コンテストを開催することを決定しています。