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政治経済学部

【政治経済学部】メキシコからの留学生と協力して、ベネズエラ大使館でリーダーと異文化理解について、ヒアリング調査を実施しました。

2025年07月29日
明治大学 政治経済学部事務室

 2025年6月5日、海野ゼミナールは駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館で、セイコウ・イシカワ駐日特命全権大使に「リーダー」と「異文化理解」に関して、約1時間半ヒアリング調査を実施した。使用言語は英語であった。
 まず、イシカワ大使は、彼が考えるリーダー像について語った。第1に、人々を強制して動かすのではなく、強い信念をもって鼓舞できる人である。第2に、人々の意見を謙虚に傾聴し、自身の視野を広げて、学び続けることができる人である。第3に、ステレオタイプ(固定観念)で判断せず、現実を冷静に分析し、状況に適切に対応できる人である。
 また、同大使は異文化理解には、他文化の言語を学習し、感情移入の能力を高め、文化的背景の異なる相手と信頼関係を構築していくことが極めて重要であると述べた。さらに、異文化適応には、笑顔のような「普遍的シンボル」が不可欠であると強調した。
 今回のヒアリング調査において、同大使から異文化対応型リーダーになるための知恵を頂いた(海野ゼミナール3年生 宇江城安生 落合悠貴 Graciano Solorio Jr.)。