政治経済学部のグローバル教育・留学
【政治経済学部】下斗米ゼミナール・宮崎ゼミナールは沖縄国際大学の高ゼミナール主催の合同ゼミに参加しました
2025年10月01日
明治大学 政治経済学部事務室
下斗米ゼミナール・宮崎ゼミナールは9月3日(水)、沖縄国際大学の高ゼミナール主催の合同ゼミに参加した。
合同ゼミでは各ゼミのグループ研究の成果を発表し、質疑応答が行われた。
最後に、教員投票による最優秀グループが選出された。
専門分野の異なる学生が多く集まったことで、普段触れる機会の少ないテーマの発表や完成度の高い報告資料に触れ、多くの学びを得ることができた。
私たち下斗米ゼミナールでは、「なぜトランプ2.0は関税政策を継続するのか」、「米大統領選におけるトランプ支持構造の考察」という2つのテーマで発表を行い、後者の「米大統領選におけるトランプ支持構造の考察」が優秀賞に選ばれた。
また、この結果を受けて琉球新報に我々のインタビュー記事が掲載された。
合同ゼミに向けて、各グループとも限られた時間の中で発表準備を行い、時には他のグループからの意見も取り入れながら、ゼミ全体で納得度の高い報告資料の完成に向けて励んだ。
また、発表後には教授の方々から多くのお褒めの言葉を頂くことができ、ゼミ生一同大きな達成感と成長を実感することができた。
合同ゼミ終了後は、宜野湾トロピカルビーチにて親睦を深めるパーティーが行われた。
沖縄国際大学の学生と一緒に海に飛び込んだことは忘れられない思い出となった。
ありがとうございました。
これまで下斗米ゼミでは下斗米先生、大橋先生が翻訳・出版に携わっている『米国経済白書』を中心に学習を続けてきた。
今回の合同ゼミに向けて、夏の大阪合宿での反省や課題をもとに、「問いの明確化・見やすい資料の作成・流れが綺麗でわかりやすい発表」を目標として発表準備を行ってきた。後期に入ってからは、資料作成や発表の仕方に上達が感じられるとともに学生間での指摘に鋭さが増し、授業内での意見交換が濃密になったことで、資料と発表の完成度はともに自分たちの納得のいくものになった。
下斗米ゼミの学生は、「国家と企業—GAFA解体論を超えて」、「独占解体—スタンダード・オイルとモルガンの例から紐解く」、「デジタル通貨と覇権通貨争い」の3つのテーマで発表を行った。
合同ゼミを通して、研究の大変さとその研究をわかりやすく伝える難しさを実感した。特に、やるべきことを明確にし、順序を決めて行動に移すこと、細かな情報共有が重要であると気がついた。多くの先行研究を読み込みながら研究テーマを掘り下げ、整理できたことは私たちを大きく成長させてくれたと思う。米国経済白書をベースに発表の展開を考える機会は面白く、大変な作業でしたが、終わった後の満足感や達成感は筆舌に尽くしがたいものでだった。
準備を重ねた合同ゼミでしたが、それでも反省点は出てきた。ただこの反省点はこの合同ゼミでしか得ることのできない貴重なものであり、今後のゼミ活動や私たちの人生に生かしていこうと思っている。
文責:野地悠太 鴻池紗羽(下斗米ゼミ 3年)