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政治経済学部学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

目指すべき人材像

政治経済学部が目指している人材像は,「教養豊かな専門人」である。政治,経済,行政,社会及び文化を有機的に結び付けて習得させ,政治,行政,産業及び地域で活躍する優秀な人材を世に送り出すことをその目標としている。その基盤の上に,国際的な舞台で活躍できる人材を育成する。

そのための具体的到達目標

 政治経済学部は,幅広い教養とともに次の知識及び能力を身につけた者に対して,所属学科ごとに政治学,経済学及び地域行政学の学位を授与する。
1 今日のグローバル社会で生じる多様な社会的事象を歴史や思想を踏まえて多角的な視点から正確に捉え,政治学・経済学・地域行政学の各分野における専門知識を修得し,さらに社会学などの知見を土台・ルーツとして独自の分析を行うことができる者
2 データ分析力や語学力などを発揮しながら,社会に発信し,行動する力を修得した者

 各学科において修得しなければならない知識,能力は次のとおりとする。
政治学科
 1 現代政治の基本原理に関する知識
 2 現実の政治現象や社会現象を多角的に捉え理解する能力
 3 政治現象や社会現象に対する実証的分析手法,問題発見・解決に資する能力
 4 比較政治の視点から政治現象や社会現象を分析する能力
 5 国際政治の知識をもとに国際的課題について多角的に捉える能力

経済学科
 1 現代経済の基本原理に関する知識
 2 現実の経済的・社会的な諸問題に対する理解力
 3 経済現象や社会現象に対する実証的分析手法
 4 経済学分野の応用力と実践力及び問題発見・解決に資する知識
 5 国際経済の知識をもとに国際的課題について多角的に捉える能力

地域行政学科
 1 現代における国内外の様々な「地域」に関する知識と理解力
 2 地域住民の生活を支えるための国や自治体の仕組みを理解し,その運営を担う能力
 3 地域経済の現状と課題を分析し,地域活性化を担い支える能力
 4 地域社会の現状と課題を実証的に分析し,解決のための政策を提案し実行する能力
 5 国際的な視野をもって考え,国内外の「地域」で行動することができる能力