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鍾家新ゼミナール<社会学>

鍾家新ゼミナール<社会学>

研究内容



本ゼミナールでは、少子高齢化とグローバル化における「福祉医療」「排除孤立」「貧困格差」など、現代人の日常生活に密接な関係をもつ社会問題の実態と対策について、国際的な視野のなかで、社会学の視点・手法から理論的、実証的比較研究を行う。将来の人生設計や仕事に役立つ、現実の社会問題の「分析力」と「政策の提言力」の養成を目的とする。

ゼミナール活動の進め方



<外書研究>はLewis A. Coser: Masters of Sociological Thoughtから抜粋した、社会学の中核になっている代表的な社会学思想家の主な考え方に関する内容を精読する。担当者は割り当てられた担当部分を和訳する。教員は説明・解釈を加え、ゼミ生から質問をうけ討論を行う。
<卒論・3年次> 
『社会学』(長谷川公一ほか著、有斐閣)の教科書を毎回2~3人で分担して発表し、全員で質疑を行い討論する。
<卒論・4年次>
卒論に関する研究発表を行う。教員は文献・資料の読み方、聴き取り調査の方法、論文の書き方を中心に論文作成の方法に関して、詳細な指導を行う。

卒業論文テーマの例

「聴き取り調査からみる若者の年金意識」「町内会・民生委員からみる地域福祉の実態」「若者の結婚観の変化と背景」「豊かな日本社会における無縁死」「働き方の多様化とフリーターの実態」「カンボジアの児童労働の現状と課題」「オランダの安楽死と尊厳死の実態」「日本における外国人労働者問題」「介護保険の実態と課題」「日本型社会的排除の背景とゆくえ」。

卒業生の進路

商社、役所、銀行など