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樋口収ゼミナール<社会心理学>

樋口収ゼミナール<社会心理学>

発表のようす

研究内容

 私たちが生活している社会には多くの問題が山積しています。たとえば,新型コロナの感染拡大とともに,外国人に対する差別や偏見がいっそう高まっているように思えます。このような社会問題の背景には,どのような人の心理があるのでしょうか?本ゼミナールではこうした人の心理について,社会心理学的実証を通じて理解することを目指します。また,ゼミナール活動を通じて,論理的思考能力・ディベート力・プレゼン力を養成します。

ゼミナール活動の進め方

 このゼミナールでは,3年次にグループワークを通じて,社会心理学の研究手法について学び,社会心理学の実証研究を実施するための基礎力を養います。具体的には,文献を精読し,グループ・ディスカッションを通じて研究計画を練り,実験や調査を実施します。そして,心理統計を学びながら得られたデータを分析し,論文を執筆します。4年次には各自の関心にもとづき,実験や調査を実施したり,先行研究をレビューして,卒業論文を執筆します。

卒業論文テーマの例

データ分析のようす

・コストリーシグナリングの観点から検討した手紙の価値
・写真を見ながら過去を振り返ることが幸福感に及ぼす影響について
・なぜアイドルオタクは辞められないのか
・なぜ人は利他行動をするのか
・どうすれば目標達成することができるのか