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平口良司ゼミナール<経済成長論>

平口良司ゼミナール<経済成長論>

研究内容

今の日本社会は、少子高齢化や政府債務の累積など、わが国特有の問題をいくつか抱えています。一方、地球温暖化の防止など、グローバルに解決しなくてはならない課題もあります。このゼミでは、日本経済がこれから長期安定的に成長するにはどうしたらいいか、歴史や地域、あるいは政策など、様々な角度から研究します。マクロ経済学や経済成長論のテキストを用いた経済理論的な勉強と、今の日本、あるいは世界各国の成長戦略といった制度面の勉強を両方行います。そうした勉強を通して、持続的な経済成長の在り方について一緒に考えていきます。

ゼミナール活動の進め方



ゼミの前半では主に日本経済論の教科書を輪読し、現代日本経済の課題の理解に努めます。ゼミをいくつかの班(1班3-4人)に分け、教科書の内容を要約したレジュメを使って発表してもらう予定です。その後しばらくの間は政経セミナーへの論文投稿およびゼミナール発表会の準備を行います。昨年度は3つの班を作り、国際貿易問題・介護問題・自動化について学びました。後期は教科書の輪読に加え、各自テーマを決めて日本や世界経済の現状や課題を、経済成長論の観点から分析して発表してもらいます。

卒業論文テーマの例

オリンピックの経済効果の分析
ジョン・スチュワート・ミルの経済思想について
日本の社会保障の課題
日本のキャッシュレス化について
これからのコンビニエンスストアの在り方について