Go Forward

冨澤成實ゼミナール<日本文化研究>

冨澤成實ゼミナール<日本文化研究>

研究内容



<原典研究>樋□一葉『にごりえ・たけくらべ』と森鴎外『阿部一族・舞姫」をテキストに、各作品を取り上げながら、明治・大正期の家族や風俗、広く社会・文化について考察します。
<卒論・ 3年次 >3年次では、<家族>を通じて近現代の日本文化について考察します。テキストを一冊選び、日本の家族の変容過程を視野に収めながら、結婚や離婚、親子関係、高齢化社会 といった現代家族が抱える家族の問題について考えます。
<卒論・ 4年次>3年次の研究を基礎に、近現代日本文化に関わるテーマを各自がそれぞれ決め、卒業論文を完成します。

ゼミナール活動の進め方

 ゼミ員は各自、担当した箇所についての研究成果をレジュメにまとめたうえで回頭発表 し、全員で討論をしながら相互に理解を深めます。
  4年次では、近現代日本文化に関わるテーマを各自がそれぞれ決め、研究計画の報告や中間発表などを経て、このゼミにおける研究の集大成である卒業論文を完成します。

卒業論文テーマの例

「現代のパラサイト・シングル」、「無縁社会をどう生きるか」、「『もののけ姫』から見る宮崎駿の思想について—人と自然の関係」、「『サザエさん』と日本の家族の変動—戦後日本におけるサザエさん一家の存在意義」、「夏目漱石の日本近代化観—『吾輩は猫である』を中心として」