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廣部泉ゼミナール<アメリカ文化研究>

廣部泉ゼミナール<アメリカ文化研究>

ボストンのフェンウェイ球場にて

研究内容

テーマパークの様子

地域研究というアプローチを用いてアメリカ合衆国について学びます。地域研究というのは、哲学や歴史学のように旧来のディシプリン(学問分野)によって縦から問題を切るのではなく、多角的複合的にある特定地域について横からアプローチする学問です。それによって一つの学問分野からの接近では得られない深い理解が対象地域に対して得られるのではないかという考えによります。アメリカはいろいろな面で極端な国です。アメリカで起きた素晴らしいことや悲惨な現象が、後に日本など世界の他の地域でみられることがよくあります。極端な国アメリカを題材に学ぶことで明日の世界を見通す力を養います。アメリカに関心のある皆さんの参加をお待ちしています。

ゼミナール活動の進め方

ゼミ活動の様子

三年春学期は、アメリカの歴史を時代順に各自テーマごとに発表し、皆でそれについてディスカッションすることで前提となる共通の理解を獲得します。三年秋学期には、現代アメリカの抱える様々な問題について発表していただいたり、記録映像を見たりして、皆で話し合うことで理解を深めます。外書の授業では、アメリカの大学で広く使われているアメリカ政治の教科書の特にアメリカの政治文化について書かれた章を輪読します。三年生の間に関心のあるテーマを見つけた上で、四年春学期にはそのテーマについて各自踏み込んだ発表してもらいます。四年秋学期には、そのテーマに基づいて指導を受けつつ卒業論文を作成します。

卒業論文テーマの例

ダンキンドーナツ

「ニューシネマに見られるカウンターカルチャー」「オレゴン州ポートランドにおける住民のアイデンティティ—エコと寛容の現状と考察—」「スターバックスの提供している価値の本質」「なぜ日本はアメリカと比較して食材の選択肢が少ないのか」「アメリカ人の自己肯定感の高さとそこからみる日本人の心の健康について」「アメリカのフィットネス文化」「日米における公共交通機関の現在と過去と未来」など

卒業生の進路

都庁や区・市役所などの公務員、金融・メーカー・商社などの民間企業、税理士など