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理工学研究科

理工研の2チームのプロポーザル 韓国の国際ワークショップで高い評価

2009年09月18日
明治大学

 8月3日から7日に韓国・清州大学校で開かれた国際ワークショップにおいて,明治大学理工学研究科の2チームが発表した都市環境再生プロジェクトのプロポーザルが高い評価を得て,現地関係者の話題を集めた。
 発表したのは,建築学専攻と新領域創造専攻の大学院生らによりそれぞれ11名で編成された2チーム。小林正美教授(建築学専攻)が指導したチームは、対象地区内を貫流していた水路を現代的に再生するとともに,幹線道路で分断された清州市役所と図書館(建設中)をペデストリアンデッキで結ぶアーバンデザインプロジェクトを提案した。他方,山本俊哉准教授(新領域創造専攻)が指導したチームは、清州市周辺の「菜の花」や廃食油から精製された代替燃料で走るコミュニティバスを市民の足に変えるとともに,屋上緑化や雨水利用を促進する資源循環マネジメントプロジェクトを提案した。
 両チームの提案作品は、同ワークショップ終了後,対象地区の中心的な教会のホールで展示・公開され,現地のマスコミに取り上げられるなど多くの市民の注目を集めた。

小林チームの提案模型小林チームの提案模型

山本チームの提案パネル山本チームの提案パネル

明治大学大学院