明治大学大学院
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開催期間:2011年11月09日~2011年11月09日
明治大学
【日 時】2011年11月9日(水)18:00〜20:00
【会 場】明治大学生田キャンパスA館4階・特殊プレゼンホール(川崎市多摩区東三田1-1-1)
【講 師】青木茂(建築家・首都大学東京戦略研究センター教授)
田村誠邦(明治大学建築学科客員教授)
【内 容】リファイニング建築の提唱者であり、建築再生の第一人者である青木茂氏を迎え、既存建物に新たな生命を吹き込んでいくリファイニング建築の考え方や、それを支える技術、これからの建築の可能性などについて、事例を交えて縦横に語っていただく。後半は本学の田村誠邦・客員教授と「建築再生」についてトークセッション。
【主 催】明治大学大学院理工学研究科建築学専攻
【参加費】無料(学外の方でも参加できます)
【問合せ先】明治大学理工学部建築学科都市計画研究室
担当:宮永翔
【ポスター】 → こちら
青木 茂氏
大分県生まれ.
首都大学東京戦略研究センター教授.青木茂建築工房主宰.大連理工大学客員教授.博士(東京大学工学).
著書に「建築再生へ」「再生建築」「団地をリファインしよう。」「リファイン建築へ」「まちをリファインしよう」「見えない震災(共著)」など.
受賞に日本建築学会賞・業績賞(2001)BELCA賞(2001)JIA環境建築賞(2000)
エコビルド賞(2002)グッドデザイン賞特別賞(1999,2010)グッドデザイン賞 (2005,2008,2010)GREEN GOOD DESIGN AWARD(2009)福岡市都市景観賞を連続 受賞(2005,2006)千葉市優秀建築賞(2009)日本建築家協会優秀建築選 (2009,2010)兵庫県知事賞(2010)JFMA賞(2010)など
リファイニング建築とは
リフォームやリノベーションと異なり、弱体化した構造躯体の耐震性能を軽量化や補強によって現行レベルまで向上させるとともに、老朽化した建物の80%を再利用しながら、建て替えの60〜70%のコストで、大胆な意匠の転換や用途変更、設備一新を行う建物の新たな再生手法である.
リファイニング建築の五原則
1.内外観ともに新築と同等以上の仕上がり
2.新築の60〜70%の予算
3.用途変更が可能
4.耐震補強により、現行法規及び耐震改修促進法に適合する
5.廃材をほとんど出さず、環境にやさしい
産業廃棄物43%減、CO2発生量83%減(東京大学清家剛研究室、首都大学東京角田誠研究室、東京理科大学真鍋恒博研究室の調査による)