本学理工学研究科応用化学専攻博士後期課程 1 年の丸山祐樹さんが,長野市で開催された,日本セラミックス協会第 26 回秋季シンポジウムの“グリーン・プロセッシングによる機能性セラミックスの新展開”セッションにおいて,優秀賞を受賞しました。
「発表のわかりやすさ」「研究内容に対する理解」「研究成果に対する評価」の 3 点について厳正に審査され,贈呈されました。
発表題目:「アンモノサーマル法による CaAlSiN3:Ce3+ の低温合成」
本研究は、白色 LED 用の蛍光体として期待されている、窒化物蛍光体の合成に関するものです。窒化物蛍光体のほとんどは、高温加熱により合成されており、多量のエネルギー消費が懸念される中,本研究では,アンモノサーマル法を用いた窒化物蛍光体の合成に挑戦し,従来法よりも 900°C 低温で合成することに成功しました。
【指導教員:渡邉友亮教授】
日本セラミックス協会ホームページ
http://www.ceramic.or.jp/