賞状
CFRP試験片破壊の写真
理工学研究科機械工学専攻博士前期課程2年の篠崎 耀さん(航空構造材料研究室、指導教員:岩堀 豊 教授)が、日本材料学会と日本複合材料学会が共同主催する第11回日本複合材料会議(JCCM-11)で「学生優秀講演賞」を受賞しました。
日本複合材料会議は、『日本を代表する複合材料に関する会議』の設立を目的に発足し、今回は第11回目の開催にあたります。
今回の日本複合材料会議は、新型コロナウイルス感染症対策のため会場での講演会は中止となりましたが、関係者のご尽力により、学生優秀講演賞セッションについてはWeb会議を併用して開催されました。
篠崎さんの受賞内容としては、「円筒形状CFRPの破壊過程がエネルギー吸収特性に及ぼす影響の評価 」と題し、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の円筒部材を衝撃吸収部材として用いた場合の破壊進展状況やそれに伴うエネルギ吸収のメカニズムを詳細に検討し実験的に評価したものです。破壊の初期条件の違いにより、破壊形態やエネルギ吸収量が変化することが明らかになりました。