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理工学研究科

【理工学研究科 応用化学専攻】博士後期課程3年の橋本信吾さん(機能有機化学研究室)らの論文が、英国王立化学出版のNanoscale誌のInside front coverに選出されました

2022年09月20日
明治大学 理工学部事務室

理工学研究科応用化学専攻博士後期課程3年の橋本信吾さん(機能有機化学研究室)らの論文が、英国王立化学出版のNanoscale誌(Impact factor: 8.307)のInside front coverに選出されました。

黒鉛(グラファイト)などの炭素は、現代社会を支える様々な機器に使用されている重要な材料です。この論文では、グラファイトの表面に、あらかじめ有機化合物がつくる数ナノメートル(10–9 m)の周期を持つ単分子膜を鋳型(テンプレート)として配置し、その後に化学反応を施すことで、数ナノメートルの周期でグラファイト表面を化学修飾できることを報告しています。特に、鋳型の構造(対称性やピッチ、キラリティー)を制御することで、それを反映した多様な化学修飾表面を作成できた点が評価され、今回、Inside Coverとして選出されました。

 

表紙へのリンク:https://doi.org/10.1039/D2NR90178A
論文へのリンク:https://doi.org/10.1039/D2NR02858A

機能有機化学研究室ホームページ: http://www.isc.meiji.ac.jp/~physorgchem/

明治大学大学院