理工学研究科機械工学専攻博士前期課程2年の原田勇希さん(榊原潤研究室)と渡邊諒さん(石田祥子研究室)が、2022年10月19~22日に韓国・晋州にて開催されたThe 22nd International Symposium on Aerospace Technology & Manufacturing Process (ISATMP-22)において、Best Oral Presentation Awardを受賞しました。
原田さんは、管路を流れる水に微細な粒子を混ぜ、その動きをカメラで撮影することで流れの速度分布を測定する手法を開発しています。本発表では100枚の鏡を用いて100方向から粒子を撮影することで、測定精度が向上し得ることを明らかにしました。
Title: The 100 eyes PIV
Authors: Yuki Harada, Jun Sakakibara (Meiji University)
渡邊さんは、長さが変化する筒状の展開構造をヘルムホルツ共鳴器の喉部に適用し、消音可能な周波数域を拡張する研究を行っています。本発表では、モーダル解析や周波数応答解析により、展開構造特有の壁面の凹凸があっても従来のヘルムホルツ共鳴器と同様の消音原理が成り立つことを明らかにしました。
Title: Extended Resonance Frequencies of Helmholtz Resonators Using Origami-inspired Deployable Cylinders
Authors: Ryo Watanabe, Sachiko Ishida (Meiji University)
榊原教授と原田さん
石田准教授と渡邊さん