理工学研究科 応用化学専攻 博士後期課程1年の永田幸平さん(生体関連材料研究室;指導教員 相澤 守 教授)が大阪で開催された第18回生体関連セラミックス討論会で「最優秀発表賞」を受賞しました。本研究で、生体内で吸収される材料であるβ-リン酸三カルシウムを用いて、血液中で一つの塊として硬化する特性(これをnon-fragmentationと呼ぶ)を備えた革新的な「ペースト状人工骨」の創製に成功し、さらにnon-fragmentationを検証するための評価方法を確立しました。この研究成果が認められ、第18回生体関連セラミックス討論会「最優秀発表賞」の受賞につながりました。なお、生体関連セラミックス討論会はセラミックスの産業および科学・技術の発展を目的とした学会であり、今回で18回目を迎えます。
受賞名:最優秀発表賞
学会名:日本セラミックス協会 生体関連材料部会 第18回生体関連セラミックス討論会
開催地:大阪(大阪府立大学・I-siteなんば)
開催日:2014年12月5日
発表者:○永田幸平, 小西敏功, 本田みちよ, 相澤 守
演題:
キレート硬化型β-リン酸三カルシウムセメントの血液中でのNon-fragmentationの検証