理工学研究科応用化学専攻の水沼丈也さん（博士前期課程２年・小池裕也研究室）が，川崎市産業振興会館にて開催された『平成30年度廃棄物資源循環学会 春の研究発表会』（廃棄物資源循環学会主催）において行ったポスター発表が「最優秀ポスター賞」に選出されました。
三種類の焼却飛灰中の重金属と 137Csを逐次抽出試験により，五つの存在形態に分画すると共に，それぞれの逐次抽出残渣を結晶相分析することで化学形を評価した研究です。焼却飛灰毎に各存在形態の割合を明らかにし，環境へ溶出する可能性のある重金属類を推測できました。将来の焼却飛灰の適正処理・処分方法の検討につながる有用な研究成果であると考えています。
受賞者：水沼丈也（小池裕也研究室・博士前期課程2年）
受賞名：最優秀ポスター賞
学会名：平成30年度廃棄物資源循環学会 春の研究発表会
開催地：川崎市産業振興会館（川崎）
開催日：2018年6月1日（金）
発表題目：都市ごみ焼却飛灰中放射性セシウムと重金属の存在形態分析
発表者：○水沼丈也, 藤井健悟, 荒木藍, 松田渉, 大渕敦司, 小池裕也
