界面テクノロジー研究会は1996 年から2015 年まで20 回にわたり開催されてきた「極薄シリコン酸化膜の形成・評価・信頼性研究会」,「ゲートスタック研究会 —材料・プロセス・評価の物理—」の歴史を継承し,第21 回より対象を広げ,新たな名称のもとスタートしました。各分野からの招待講演者のほかに,一般の口頭発表,ポスター発表を広く募集し、本年も1月25,26日の両日にわたり、約70件の論文発表が行われ盛大に開催されました。今回の受賞は単に発表論文の内容だけではなく、会議全般を通じてディスカッションをリードし、研究会における議論の深化に貢献したことが評価されました。
なお、本研究会では本学が早稲田大学などと共同で遂行しているJST(科学技術振興機構)CREST(創造研究推進事業)課題、研究領域「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」」より「プレーナ型スケーラブル熱電発電機構の実証と展開」に関する研究成果を報告しました。