理工学部電気電子生命学科医療福祉ロボット工学研究室（田中幹也 専任教授）に所属する孟子薇さん（博士前期課程１年）が、産業応用工学会全国大会2019において学生賞を受賞しました。
論文名「体導音センサを用いた簡易な SAS 検知システム」
本研究は、無呼吸症候群(SAS)を在宅で検知できる簡易な計測システムを開発したものです。本システムは肺や心臓の発する音が筋肉や骨などを伝播して体表に達する音（体導音）を収集する体導音センサと、収集したデータを送信するBLEモジュール、および収集したデータを信号処理するPCで構成されています。手首にリストバンドで装着した１個の体導音センサで、呼吸と心拍を同時に検出することが可能で、医療・福祉・災害分野など応用範囲が広いため高い評価を受けました。
