理工学研究科応用化学専攻博士前期課程2年の塩入直哉さん(無機結晶化学研究室、指導教員:我田元専任講師)が、2019年12月19日~12月20日に山梨県で開催された第14回日本フラックス成長研究発表会のポスター発表の部において、優秀発表賞を受賞しました。
講演題目:
「ヒドロキシカルボン酸のZnO結晶液相成長に与える影響」
講演内容:
透明導電膜はディスプレイや太陽電池へ利用される材料であり、需要は年々高まっています。一般的にはスパッタ法で作製されたITO膜が使用されておりますが、低温・低環境負荷・製造コスト低減などの観点から、水溶液法によるZnO膜の作製が研究されています。
水溶液法による透明導電ZnO膜作製において、膜構造制御のための添加剤としてクエン酸が利用されることが多いですが、そのメカニズムは明らかになっていません。そこで本研究では、クエン酸と比較して水酸基やカルボン酸基が少ない5種類のヒドロキシカルボン酸を添加剤に用いてZnO膜を作製し、構造制御に必要な要素について考察しました。