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農学部

「AQUAルネッサンス神戸」にて農学研究科農学専攻2年辻永岳史さんが優秀提案賞を受賞しました。

2008年10月25日
明治大学

AQUAルネッサンス神戸〜水の有効利用につながる製品・技術アイデア募集〜」にて、農学研究科 農学専攻2年の辻永岳史(ツジエ タケシ)さんが優秀提案賞を受賞しました。

 神戸市水道局では環境問題への対応を進めており、水の有効利用を検討するため「AQUAルネッサンス神戸」というプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトの一環として、神戸市より委託をうけた(財)新産業創造研究機構(NIRO)は、学識経験者や企業等からなる委員会を設け、水道水の新たな有効利用法を検討しています。

 2008年7月、幅広い視野・分野から有効な利用法を検討するため、製品・技術(ソフト・ハード)・アイデアの提案を広く募集したところ、企業や研究機関などから31件の応募があり、審査委員会による厳密な審査の結果、その中から農学研究科 農学専攻2年の辻永岳史さんが優秀提案賞を受賞しました。
 タイトルは『サイフォンと毛細管現象を利用した節水型壁面緑化システム』。壁面緑化における生育ムラの解決と資源・エネルギー節約という観点で研究開発を継続している点で評価されました。

 また、辻永岳史さんはこの研究成果について、アメリカで毎年開催される国際屋上緑化会議(Sixth Annual Greening Rooftops for Sustainable Communities Conference, Awards and Trade Show)において2007年、2008年と発表を続けています。