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農学部

農学部農学科3年飯田杜真君がフランス共和国のオランド大統領と会談しました

2013年07月29日
明治大学 農学部事務室

 2013年6月8日,訪日中のフランス共和国のオランド大統領と若者が交流するという機会が
あり,農学部農学科3年飯田杜真君が会談しました。
以下詳細と,飯田杜真君の体験記です。
※詳細

 
オランド大統領体験記        
農学科 環境デザイン研究室 3年 飯田杜真
 
 2013年6月8日、私は、訪日中のフランス共和国のフランソワ・オランド大統領との交流会に参加することができました。場所は九段下(飯田橋)のアンスティチュ・フランセ東京で、そこには様々なバックグラウンドをもったたくさんの若者が参加していました。会場に着くと、私たちは、自分たちの学んでいる学問、興味の対象、キャリアなどに応じて、四つのグループに分けられました。高校生を中心としたグループ、芸術と文化の分野で活躍する芸術家やプロフェッショナルのグループ、大学生や大学院生、研究者を中心としたグループ、そして、フランス企業や日本企業の若い会社員、経営者、海外派遣要員で構成されたグループでした。
 私は大学生グループの中に入ることとなり、自己紹介を始めました。そこのグループは実に多様で、歴史学などの文系からロボット工学といった理系まで、実に様々な学生が集まっていました。私はここで、パリ政治学院(Sciences Po)出身で一橋大学に留学しに来日していた学生や、早稲田大学で博士号取得を目指す大学院生(フランス人)、フランス政府国費留学制度を利用して、近々医学部留学をする予定の学生など本当に様々な志を持った方々と出会うことができ、とても新鮮な体験をしたと同時に、良い刺激を受けることができました。
 大統領との交流会は、日本の学生や日本の高等教育機関で学んでいるフランス人を中心として、質疑応答のような形で行われていきました。フランスにおける雇用体制の現状や、日本とフランスの学生交流が二国間にどういった影響を及ぼすかなどといった質問が交わされ、非常にリラックスした雰囲気でした。オランド大統領はこの中で、今後の日仏間学生交流がより促進されるための施策をこれから行っていくとおっしゃっていました。
 こうした、手続きの簡易化といったハードの面と、学生交流というソフトな面の両方がより充実していくことで、日本とフランスがよりよいパートナーとなれるのではないかと思いました。そして、その架け橋の一部になるべく、今後自分にできることを、着実に行っていきたいと思いました。
 

若者と交流するオランド大統領若者と交流するオランド大統領