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農学部

藤茂雄博士(生命科学科助教)が、平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰、若手科学者賞を受賞しました

2019年04月19日
明治大学 農学部事務室

藤茂雄助教(生命科学科)が平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰、若手科学者賞を受賞しました。
 受賞の業績は、「種子発芽におけるストリゴラクトン受容体に関する研究」です。主にアフリカで猛威を振るっている寄生雑草ストライガの種子は、宿主となる作物の根から分泌されるストリゴラクトンを感知して発芽し、作物にとりついて壊滅的な打撃を与えます。藤博士はストライガ種子の発芽誘導をもたらすストリゴラクトン受容体、HTLを発見し、その働きを明らかにしています。この発見は、微小で大量の種子をばらまき、防除が困難なため「魔女の雑草」と呼ばれる寄生雑草に立ち向かう研究・技術開発に重要な手がかりを与えると期待されます。

<文部科学省の報道発表>
平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について
<明治大学HPのニュース記事>
藤茂雄助教が平成31年度化学技術分野の若手科学者賞を受賞しました
<生命科学科HPの記事>
助教の藤茂雄博士が、平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰、若手科学者賞を受賞しました。
<詳しい研究の内容>
ライフサイエンス 新着論文レビュー「根寄生植物ストライガのもつストリゴラクトン受容体は高い感受性をもつ」