農学部農芸化学科の小山内崇准教授が第8回バイオインダストリー奨励賞を受賞しました。同賞は、一般財団法人バイオインダストリー協会による賞で、バイオサイエンスやバイオテクノロジーに関連する応用を指向した研究に携わる有望な若手研究者とその業績を表彰するものです。
題目:ラン藻の転写と代謝の改変によるバイオプラスチック生産
小山内准教授は、ラン藻をはじめとする微細藻類の代謝メカニズムを解明し、食品・バイオプラスチック原料となる代謝工学の研究を行っています。微細藻類の中でも、単細胞性ラン藻Synechocystis sp. PCC 6803(シネコシスティス)の転写と代謝の制御機構の解明や、遺伝子改変によるカルボン酸の生産技術の開発などを行ってきました。また、2022年には明治大学発ベンチャーとして株式会社シアノロジーを創業し、製品やサービスを上市しながら社会実装を積極的に進めています。
授賞式は2024年10月9日(金)、BioJapan2024(パシフィコ横浜)において開催されました。
掲載写真は、(一財)バイオインダストリー協会提供
環境バイオテクノロジー研究室(小山内准教授)のHPは
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