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農学部

【食料環境政策学科】食料貿易論研究室(作山巧教授)が台湾でフィールドワーク実習を行いました

2023年08月31日
明治大学 農学部事務室

写真1:明治大学の学生(写真前)と国立中興大学の学生(写真後)写真1:明治大学の学生(写真前)と国立中興大学の学生(写真後)

写真2:合同ゼミで発表する明治大学の学生写真2:合同ゼミで発表する明治大学の学生

写真3:記念品を贈呈する作山教授(写真右)と張教授(写真左)写真3:記念品を贈呈する作山教授(写真右)と張教授(写真左)

 「食のグローバル人材の育成」を目指している活動している食料貿易論研究室(作山巧教授)では、学生10名と教員が8月21~25日に台湾を訪問し、卒論関係科目のフィールドワーク実習を行いました。
 22日は台中市の国立中興大学を訪問し、農業・自然資源学部応用経済学科(学科長は張国益教授)の学生と英語で合同ゼミを行いました。同大学は、日本統治下の1919年に農林専門学校として創設され、現在は10の学部を持つ総合大学です。合同ゼミでは、明治大学から4グループ10名、国立中興大学から3グループ14名の学生が、日本や台湾の食料・農業に関する研究成果を発表し、質疑応答を行いました。
 23日は台北市に移動し、台湾全農インターナショナル董事長の仮屋園康人氏より、「台湾の日本産食品市場について」と題する講義を受け、質疑応答を行いました。
 24日は、日本の農林水産物輸出額で4位に位置する台湾での日本産の食品や外食産業に関して、学生が生鮮農産物、加工食品、外食産業の3グループに分かれて台北市内で現地調査を行い、その結果を踏まえた報告会を行いました。
 参加した学生からは、特に国立中興大学の学生との交流を受けて、「台湾の学生のレベルの高さに刺激を受けた」、「日本にいることが狭く感じた」といった感想が寄せられました。食料貿易論研究室では、来年度以降も台湾での実習を続ける予定です。