2017年3月卒業 臨床心理学専攻卒業生
職種 家庭裁判所調査官補
“相手を理解する難しさと大切さ” 在学時の学びを胸に職務にあたっています。
少年事件では、少年、保護者との面接等で、裁判官の判断の材料となる情報を集め、 少年の立ち直りに向けた処遇を考えて報告することが主な業務です。非常に難しい仕事ですが、事件を起こした当時の生活態度等を振り返らせるような働き掛けを通して、少年が少しでも良い方向に向かおうとするところにやりがいを感じ、私自身仕事に励んで成長したいと思います。面接の中でいきていると実感するのが、大学時代のカウンセリング演習での経験です。当事者の気持ちを理解することは簡単ではありませんが、だからこそ相手に働き掛けるとともに、相手の立場に立ち、より深く話を聞き出して理解できるよう努めています。 明治大学は活力にあふれた学生ばかりですし、図書館など設備面も充実しています。また文学部では1年次からゼミに所属し、関心のあるテーマを深く掘り下げられる一方で、幅広い分野の知識を身に付けられる豊富なカリキュラムも用意されています。ぜひ明治大学で興味のあることへ積極的に取り組み、充実した学生生活を送ってください。応援しています。