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Q:明治大学の心理社会学科のここがよいという特徴はありますか?

A:他大学では、心理系と社会系は別々の学科として設立されているところが多いのですが、本学の心理社会学科は名前のとおり、心理学と社会学、それに哲学の3つを同時に学ぶことができるのが最大の特徴です。

Q:「臨床心理学」についている「臨床」とは、医学と関係あるのですか?

A:ここでいう「臨床」とは医学的という意味ではなく、人間や社会に「密着する」という意味です。本臨床心理学専攻の「臨床」という言葉には、『現代性・現場性・実践性の重視』という学科全体の理念がこめられています。

Q:心理社会学科を卒業すると、「臨床心理士」になれるのですか?

A:臨床心理士になるためには、臨床心理学専修のある大学院に進み、修士(博士前期)課程を修了後、資格認定協会による試験に合格しなければなりません。したがって、学部卒業だけでは臨床心理士にはなれません。

Q:臨床心理学の大学院に進学するには、臨床心理学専攻が条件ですか?

A:いいえ。臨床心理学専攻だけではなく、現代社会学専攻あるいは他の学部・学科出身の学生であっても、大学院入試を受けることができます。但し、受験資格として取得できるのは臨床心理士のみです。公認心理師の受験資格は、国の定めた所定カリキュラムを設置している心理系の学部・学科・専攻を卒業しなければ取得できません。

Q:「公認心理師」の資格をとるにはどうしたらよいですか?

A:わが国初の心理系国家資格である公認心理師は、国が定めた所定カリキュラムの単位を学部卒業時までに修得し、かつ卒業後に専門機関で臨床実習を行った証明書を添付して認められれば、受験資格を得ることができます。
 または、上記のような学部カリキュラムをもつ大学を卒業後、さらに大学院修士課程に進学し、所定カリキュラムの単位を修得すれば受験資格を得られます。本学大学院では内外部機関において充実した臨床実習のできる体制が整っています。
 以上のように、明治大学は学部・大学院ともに、公認心理師資格取得に向けた必要なカリキュラムを設置し対応しています。